暗号通貨INK(インク)の特徴や今後の動向を直接インタビューしてきました

仮想通貨INK(インク)とは?

INK(インク)は全世界の文化産業に貢献するブロックチェーンのソリューションとして、全世界の文化産業の新たなカタチを作ろうとしている。

ブロックチェーンを通じて文化コンテンツ産業の様々な問題を解決し、高速なIP知的財産権の帰属確認、自由な文化資産取引、障壁のない価値·情報交換を実現する。INKプロジェクトは、ブロックチェーンを活用して構築されたプラットフォーム上にクリエイターやアーティスト達が自作品を置くことで、確実に著作権を保護する。

さらに、自らトークンを発行することもでき、将来の作品やプロジェクトへの投資を募ることも可能にする。

INKの公式動画(日本語)もありますので、こちらも見てみてください。

INKは日本を最重要マーケットとして捉え、ミートアップ等の広報活動を積極的に行なっている。今回は日本での共同創業者、月川雄氏が本誌の単独インタビューに快く応じてくれた。

仮想通貨INK(インク)との単独インタビュー

仮想通貨INK
ICO CROWD
最初に、仮想通貨INK(インク)プロジェクトの特徴を教えていただけますか?
INK月川氏
我々はコンテンツ業界を中心としたプロジェクトを進めております。ここでいうコンテンツはゲーム、映画、アニメ、映像作品、絵画などのクリエイティブな分野で著作権を有するコンテンツを指しています。

(INKプロジェクトは)それらを対象としたブロックチェーンプロジェクトです。

このプロジェクトを発足した経緯ですが、CEOであるタン・リン(Tang Ling)は私の北京大学への留学時代の知人で、彼は過去に作品をつくりウェイボー(weibo/微博) に載せたところ、ものの見事に盗作されてマネタイズの機会を失った経験があります。

私も音楽や映像作品を趣味で製作していたので「何か良い解決策はないものか?」「解決策に関わる面白い取り組みができないか?」と意気投合し、現在のINKの原型であるタイムスタンプ事業を立ち上げたのです。

そもそも著作権とは作品が作られた瞬間に自然と付与される権利で、それは国際条約で守られていますが、著作権を持っていることを証明する手段がなければその権利は無きに等しいわけです。

アナログな時代では、自分の書いた手紙や作品を、わざわざ自分宛てに送り郵便局の刻印を押してもらうことで、ある時刻にその物(作品)が存在していたことを証明していました。このシステムをタイムスタンプと呼ぶのですが、我々は一般ユーザー向けにタイムスタンプをインターネットで構築しました。

2016年にスタートしたプロジェクトですが、日本には既に似通ったサービスが存在していました。しかし、中国にはまだ存在していなかったため、かなりの注目を集め、エンジェル投資家やベンチャーキャピタルとジョイントし、ある程度の融資を集めることができました。

しかし、タイムスタンプには大きな問題がありました。それは訴訟の際に、タイムスタンプを取得してれば必ず勝訴できるわけではないのです。

例えば、他の人がその作品のタイムスタンプを先に取得してしまったら、オリジナルの作者側が逆に不利になってしまいます。

こうした構造的な不備は商標登録や特許申請にもあります。そこで、なにか良い解決策はないかと模索していたところブロックチェーンというものに出会い、ブロックチェーンの技術を取り入れたタイムスタンプを2017年にローンチしました。その後、INKを立ち上げ、当初は中国国内を中心に活動していました。

ICO CROWD
なぜ、ブロックチェーン技術を取り入れたのですか? そのメリットとはどのようなものですか?
INK月川氏
コンテンツ業界ですから、著作権をしっかりと守ることはもちろんですが、それ以上に資産構築という点に重点をおいています。多くのクリエイターは財政面で非常に困難な状況に置かれており、それは日本国内だけに留まりません。

例えば、不動産業や自動車販売業などの場合は、それ自体が資産になりますので、それを担保に金融機関から比較的容易に融資を受けることができます。

しかし、クリエイティブな物は各々の頭の中にあるわけで、それらを担保にすることはできません。マースター級のクリエイターであれば話は別だと思いますが、駆け出しのクリエイターは信用も実績もない中で生活の維持すら難しい状況で、ましてや資金調達となると更にハードルが高くなってしまいます。

ブロックチェーンを活用することで、自分のデジタル資産をトークンへと価値転換する「トークナイゼーション」が行えます。また一番の味噌は、トークンの流動性を高めることで作品の価値を長期的に向上させることが可能になることです。

現在、それらの要素を融合したプロダクトを作り上げている段階です。

そのプロダクトをインクベーター(インキュベーターxINKの造語)と呼んでおり、クリエイターの方々が自身のコンテンツを我々のプラットフォーム上にローンチし、クラウドファンディングという形で、トークンでの融資を募ることができるシステムです。

このように著作権を守り、クリエイターの財政事情を向上させるという2つのメリットに対して、ブロックチェーンを活用したアプローチをしています。

ICO CROWD
INKトークンはどのように使われてその価値を増していくとお考えですか?
INK月川氏
それは、我々のプロダクトがどれだけの支持を集められるかということに直結していると思います。トークンというのはあくまでもツールの一つでしかなく、大前提として我々の提供するサービス全体の評価を高めていく必要があります。

まず、初期のフェーズでは目玉となる、誰もが知っている有名なコンテンツを多く集め、PV(ページ観覧)数を増やしながら、ユーザー、ファン、投資家を獲得していきます。

そして、INKの認知度が上がってきたところで草の根のクリエイター達にも参加していただき、適したリワードをきちんと受け取れる環境を作っていきたいと考えています。そのような環境を整えることがINKの価値向上につながっていくことでしょう。

ICO CROWD
INKトークンは、著作権に対しての支払い以外に、クリエイター(すなわち人物)への投資目的での使用も可能ですか?
INK月川氏
例えば、あるアーティストが作品およびプロジェクトの制作を計画していて、それに必要な資金をクラウドファンディングのような形で集めるということは可能です。我々はQtum(クオンタム) のパブリックチェーンに基づいた知的財産交換の仕組みを構築しております。

Qtumはビットコインとイーサリアムのいいとこ取りをしたシステムだと言われていますが、我々はクロスチェーンという技術を使いQtumをそのまま持ってきてオリジナルトークン(INK)を発行できるようにしました。すなわち、クリエイターがファンや投資家へのリワードを自由に設定し、スマートコントラクトを生成することができるのです。

そして、そのスマートコントラクトがINK側の審査を通過したら、INKプラットフォーム(インクベーター)上にアップロードされ一般に公開されます。どのような形式であっても、クリエイティブ活動を応援したいというファンや投資家は、資金を投じることができます。

著作権に対して印税を支払うという仕組みは、我々の提供するプラットフォーム上のコントラクト機能の1つに過ぎず、現段階で存在しない仮の作品やプロジェクトに対しての先行投資も可能です。そして、それを可能とするβ版のインクベーターは、テレグラムなどで限定的になると予想されますが、今年7月頃にローンチする予定です。

現在INKは、日本や韓国の映画を中国国内で上映する際のプロモーション広告への投資を行なっています。

中国の場合、海外の映画を上映する際には、All Right(全ての著作権)を国内企業に委託する必要があるので、某有名邦画の中国上映のプロジェクトをプロモーションしてくれている企業への投資を進めている段階です。

ICO CROWD
INKのサービスを普及させていく上で、ターゲットとしている国はどこですか?
INK月川氏
INKの現在のミッションは、融資していただいた資金を基に、より多くの良質なコンテンツを集めることだと考えています。

我々の提供するプラットフォームはグローバルなマッチングサービスですので、国をまたいで大きな需要のあるコンテンツを制作している国がターゲットです。そういった意味では、日本は最も重要なマーケットです。

言わずもがな、日本は世界第二位のコンテンツ産出国であり、オリジナリティあふれた良質なコンテンツが大量に存在しています。同様に、アイドルや音楽というジャンルで非常に大きな市場を持つ韓国もターゲットですので、韓国国内にも拠点を設けています。

また、将来的にはハリウッドやヨーロッパなどの巨大市場へも参入も視野に入れ、ロンドンに拠点を設けて欧米圏への活動を強めていきたいと考えています。

ICO CROWD
現在、INKトークンはどの取引所で購入できますか?
INK月川氏
現在、13箇所にて上場しており、EXX.comとBigONEでは日本語のサポートも提供しております。

(※仮想通貨INK(インク)の最新上場先は、コインマーケットキャップで見る事が可能。https://coinmarketcap.com/currencies/ink/#markets)

ICO CROWD
日本の投資家やINK愛好家に対して、メッセージをいただけますか?
INK月川氏
文化コンテンツ産業には素晴らしいコンテンツがたくさん存在しています。

特に日本は人口1億2000万人の魅力的で巨大なマーケットです。

しかし、今後の人口減少の構図を考えると世界中で多くのファンを抱える日本の作品が国境を越えて、シームレスに発信できた方が良いと考えています。クールジャパンのみならず、INKのような新しくエッジの効いたプロジェクトを通して、より広く世界中に広めていただければと思います。

是非、我々の今後活動に注目してください。

終わりに

いかがでしたでしょうか?

仮想通貨INK(インク)のビジョンや今後の動向についてより詳しく知りたい方は下記の公式HPをチェック。

LISK公式サイト
https://ink.one/

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